
New York Buying Trip(2nd day)
今日はマンハッタンのエリアのマーケットリサーチと美術館巡り。
ニューヨークは10年ぶりの訪問だから、あまり最近の事情が分かっていないので、まずは今日は歩き回って感覚をつかみたい。
朝食はアメリカに来たら、歴史のあるダイナーにまず行きたいなと思ってこの店へ。
Lexinton Candy Shop
100年前の淹れ方でコーラが飲める老舗ダイナー。シロップから手作りで、シロップを入れた後にソーダを入れてかき混ぜたらコーラの完成。美味しい。
サンドウィッチもお店の名物のLexinton Special。朝から贅沢な食事でした。
そのあとは、グッゲンハイム美術館へ。
RASHID JOHNSONの展示を目当てに訪問。
ビルバオのグッゲンハイム美術館とは雰囲気も違うけど、改めて訪問するとすごく良い空間、さすが、フランク・ロイド・ライト建築だなと。
2000年代初めに写真家としてニューヨークで頭角を現してから、ジョンソンの評価は高まり続け、絵画や映画、彫刻、そして現在は大規模なパブリック・インスタレーションを手がけるマルチディシプリナリー・アーティストへと急速に進化を遂げた。
大規模の作品展は初期からの作品がたくさんあり、見ごたえがありました。
ジョンソンの作品はアメリカで1960年代に誕生したコンセプチュアル・アートで教育を受けたことで出来る作品であって、60年代の女性、クィア、アフリカ系アメリカ人にとっての社会解放の瞬間でもあったことから、熱心にジョンソンは勉強をしたことによって描かれた作品たちが展示されています。
OROBORO STORE
このお店はInstagramの見せ方がいつも素敵でチェックしていたお店に訪問できました。一見、お店に入るとフェミニンな雰囲気があるんだけど、そこにマルジェラやSTUDIO NICHOLSONやLEMAIREが入っていることでしまった印象になる。さらにディスプレイは色できっちりと分けられていて、すごくきれい。
きっとバイヤーの人は色を意識して購入していると思い、聞いてみたら、やはりそうだった。ここですごいのが、これが7月でこのディスプレイが維持てきていること。春夏シーズンの立ち上がりの2,3,4月は商品がたくさんあるからいいんですが、7月は販売して売り切れていく商品がある中で、日々細かくレイアウトの変更をしていて、見せるということにとても意識が強いなだと感じました。
BODE
日本ではたくさんのセレクトショップで扱っているのは見ますし、海外でも扱っているお店はたくさん見ますが、全てがBODEの世界観はすごく強すぎるのかなと思っていたが、それとは逆で、全てBODEで構成されていていることで美しく、すっきりと見せていることもあって、今までよりも好きになりました。この世界観があるから、みんなこぞって買い付けをするんだなということを実感できました。
Colbo
パリでも商品を見て、素晴らしかったので、お店も訪問しました。
お店は写真で見る限りは小さいのかなと思っていましたが、縦に広く、ブラウン、ベージュ系のカラーで構成された店内は秀逸です。
ニューヨークのおすすめスポットを聞いたり、野球のチケットをニューヨークで取ろうとすると、セキュリティとして14日前以内は電話をして、いろいろ細かく確認が必要で予約が出来なかったのを、ColboのデザイナーのTalが助けてくれて無事にチケット購入までいけた。優しい人たちばかりで助かります。そんな話をしてたら気づけば閉店時間になり、今日はここで終了です。
写真を載せた3店舗は近いエリアにあって、チャイナウン付近です、良いビンテージショップがあったり、美味しいご飯屋さんがあったりなど、とても好きな街の雰囲気でした。
明日はアメリカは独立記念日(4th of July)です。
遠出して、美術館に行きます。
時差ぼけはヨーロッパではあまりなかったのが、ニューヨークに来てからあって、ヨーロッパに10日以上いたので、ヨーロッパ時間に体が出来上がってしまっていて、ニューヨークと時差が6時間あるので、夕方にすごく眠くなってしまいます。
今日は会食も入れず、たくさんのブランドが7月4日をオーダーのデッドラインにしているから、ホテルに戻って、眠気と闘いながらオーダーをします。