Tokyo,Osaka/ AW25 New brands available in the style department_(MAN-TLE)

Tokyo,Osaka/ AW25 New brands available in the style department_(MAN-TLE)

お店のバイイングで、お客様に新しい提案ができるものがないかといつも考えてます。

通常のセレクトショップであれば、ブランドが毎シーズン入れ替わり、新しいブランドの提案がお店の魅力につながったりすると思います。ただ、style department_ではブランドの取り扱いは最低限にして、バイイングをしているブランドのバリエーションを増やしたいという思いと、自分が考えるお店のブランドのポジションを考慮すると、簡単には買いますとはなりません。これは良い商品がないということではなく、このブランドのアイテム欲しいなと個人的に思うことは毎回ですが、style department_の既存のブランドとの相性や、そのブランドのすべてのアイテムを好きかどうかなど、考えてしまい、決断することが出来ないのです。

しかし、2025年1月にパリに訪問した際に好きなブランドにたくさん出会いました。既存のブランドを変えることなく、新しいブランドとの化学反応が起こることを期待しています。

AW25から取り扱いをスタートするブランドは6ブランドあります。東京店のみ、大阪店のみというブランドもございますので、入荷する際にご紹介したいと思っております。

今回ご紹介するのは「MAN-TLE」です。

MAN-TLEは、西オーストラリアのパースを拠点とするファッションブランドです。元々ドーバー ストリート マーケット ギンザで同僚だったラーズ・ハリー(Larz Harry)とアイダ・キム(Aida Kim)夫妻が2016年に立ち上げました。オーストラリア沿岸部の荒い気候に耐えうる、実用性と耐久性に優れたメンズとウィメンズウェアを展開しています。

彼らはシーズンごとにR1、R2...という形でナンバリングしたコレクションを発表しています。長く着ることを前提にデザインされたMAN-TLEの服は、生地及び製造は全て日本で行っており、丈夫でありながら、着ていくうちに、身体に馴染み、まさに「着倒す」感覚を楽しむことができる一着です。

MAN-TLEと出会ったのは2025年3月にstyle department_でStudio Henry WilsonとのPOP UP EVENTでした。LarzとAidaが作り上げているMAN-TLEの世界観は素晴らしい。国内の取扱店や海外では少量のコレクションは見たことがありましたが、ブランドのこだわりがつまったフルコレクションを展示会で見ると圧倒されます。

そこですぐに、style department_で取り扱いと即決しました。

会社の名前もHEAVYWEIGHT CLOTHINGという名前つけるだけあって、素材がタフでヘビーな生地が中心です。ただ重いということではなく、洗練されたテーラードファブリックを丁寧な縫製で仕上げているところが素晴らしいです。

過去に日本に住んでいた2人ということもあり、日本のモノづくりの素晴らしさに共感していて、オーストラリアに住んでいても、全ての製品を日本で作っているところも素晴らしいです。日本の伝統的な染物の生地を使ったり、産地に出向いてモノづくりを追求している姿勢に魅力を感じています。

是非、店舗にお越しいただける方には手に取って着用をしてもらいたいブランドです。

MAN-TLEの取扱商品はこちらよりご覧いただけます。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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