osaka / 内田悠 / 木工皿 wood working plate
みなさんこんにちは、大阪店 staff コモリ です。
最近、近所の 大淀中 公園 の伸び伸びた雑草ちゃんたちが刈られスッキリしました〜
コーヒーを持って行って休憩時間を過ごしたりします。
緑があるって落ち着きますね。
さて【第8回目】となる本日は、内田悠 さんの 器 をご紹介いたします。
東京店・大阪店 でも取り扱いさせて頂き、遠方からは 通販 でも購入いただけますが、数年先まで個展や納品が決まっている 人気木工作家 の内田悠 さん。
最近では BRUTUS や CASA などの人気雑誌に掲載されたりもしています。
そんな 内田悠 さんは岐阜の高山で 木工家具の技術を学んだ後に、地元 北海道 に戻られ活動されています。
作品は 木の 器 。リム 皿 や トレー を手掛けられています。
盆 φ360 イタヤカエデ 鉄媒染
【イタヤカエデ】 という木目に個性があり、染めると表情が際立つという 北海道 産 の木を使って器が作られています。
上の写真、いかがでしょうか?
木目といい、色といい、 器 から醸し出される 雰囲気 に圧倒されます。
色の話ですが、染色方法として 大阪店 で取り扱っているものには【鉄媒染】【柿渋染】あります。
コチラの器は【鉄媒染】になります。
鉄媒染】とは錆びた鉄と酢、水を使用し木自体の成分タンニンと反応させ黒く発色させる技法ですが、染めで色を入れるのではなく木が持っているタンニン質を引き出すことでグレーッシュな落ち着いた色合いになっています。
盆 φ360 イタヤカエデ 鉄媒染 は、食事を配膳する時にお盆として使用したり、
このお盆に、ご飯、お味噌汁、メイン、お湯呑み、漬物…ワンプレートとして
テーブルを彩るのも良いのではないでしょうか。
次のプレートは
板 皿 M イタヤカエデ 柿渋染です
【柿渋染】とは柿を未熟な青柿のうちに採取し、粉砕・圧搾した渋液を冷暗所で何年も熟成させ、出来上がった柿渋液を何回も塗り重ねることで化学染料にはない独特の風合いで自然がもたらす色合いになります。
高い防水・防腐・防虫効果があるのが特徴です。
板 皿 M イタヤカエデ 柿渋染 は横幅が長いので、お惣菜を少しずつ、前菜のように盛り付けてもらったり、マグカップと焼き菓子をのせ、折敷のようにもお使いいただくのもおススメです。
コチラは 丸皿 φ180 イタヤカエデ 鉄媒染
コチラの丸皿 φ180 イタヤカエデ 鉄媒染は
ぷっくり丸みがあって温かみのある器になっています。
和菓子を少し上に盛ってお茶の時間に出されるのも良いな〜と思ったり
大切なジュエリーや鍵を置いて部屋のインテリアの一部として活躍してくれるのではないかと想像します。
コチラはφ220の少し大きめのサイズのご用意もあります。
取り扱いされている 器 は、ガラスコーティングされているので、木 だからと言ってあまり神経質にならず気軽にお使いいただけます。
サラダやパスタなど、油分を含む料理などに使っていただくことが器のメンテナンスにもなります。
使用後は少量の洗剤(中性洗剤)をスポンジにつけ、ぬるま湯で洗ってください。その後、水分をよく拭き取って乾燥させてからお片付けください。
注意点としては、キウイやパイナップル、酢などの酸性の食品、色の濃いソースなどを長時間に渡って使用した場合、色落ちやシミ、汚れが残る事がありますので、使用後はできるだけ早く汚れを拭き取ってスポンジ等で洗い流していただくようお願いいたします。
内田悠 さんはすべて 北海道産 の木を自らの目で見極めて買い付けています。
同じ種類の木で 器 をつくっても、まったく同じ風合いに仕上がることはなく、まずは木目を見てどんな形に向いているかを見定めたうえで削り、木目の表情の変化を細かく観察し、納得いく形ができると内田悠さんの作品へと姿を変えます。
写真にアップされているものと、実際に見ていただくものは表情がまた違うのも面白さです。
また、style department_osaka open に際して、内田悠 さんにお店の入り口のドアハンドルを作っていただきました!
ドアハンドルのイタヤカエデの木を使って、器も作っていただいているという
ストーリーもございます。
内田悠 さんのお皿たちが、実際に手に取って見れるのは大変貴重です。
是非、梅田 / 福島 から少しだけ足を伸ばして 大淀中にある
style department_osaka に見にきてください。
大阪店 staff 一同お待ちしております。
ちなみに、オンラインで通販も行っております。
コチラもチェックしてみてください。
内田悠 さんオンライン
本日も最後までありがとうございました。
大阪店 staff 古森