STUDIO NICHOLSON POP UP STORE

AW22よりSTUDIO NICHOLSONの取り扱いを始めたことをきっかけに、STUDIO NICHOLSON POP UP STOREを開催いたします。

10/14(金)〜10月27日(木)

style department_ではWOMEN'Sのみの取り扱いですが、この期間ではMen'sも展開します。style department_の空間を使って、STUDIO NICHOLSONの什器も使用してロンドンのお店のような空間に加えて、ブックレーベル「ORDINARY BOOKS」の選書によるPOP UPイベントを開催します。

 STUDIO NICHOLSONの洋服は機能性と快適性、そして現代的な美しいフォルムを兼ね備えたエレガンスさが特徴です。人は本来、「環境から身を守る」という生存本能のために衣服を身に着けますが、STUDIO NICHOLSONの洋服には、環境適合や生きる術のための「着る」という行為を超えて、素材を身に纏う喜びに溢れています。

ORDINARY BOOKSは、「身に纏う喜び」に近い感性として、「読書を通して味わう、言葉・絵・写真との邂逅」というコンセプトを基に選書をして頂きました。

ある種の嗜好品として、洋服と本にはどこか似通った部分があります。

 ファッションは、デザイナーとパタンナーが数多ある素材の中から最適なものを選択し、デザインを施し、縫製、検品を経てお店に並び、消費者に届けられます。一方で本は、著者が素材(紙)に文章を載せて、編集者が編み、グラフィックデザイナーが造本設計し、印刷と製本を経て読者に届けられます。

 どちらも工業的な生産方法で生み出されるため、大量生産・大量消費の象徴のように語られる側面もあります。しかし、洋服も本も、作り手の情熱や想いの強さ次第では、神が宿る器にもなり得ます。近代を代表する建築家ミース・ファン・デル・ローエは、徹底したディテールへのこだわりを「神は細部に宿る」と評しました。

 神が宿るプロダクトには、着る・読むという機能のその先にある、至高の体験を与えてくれるでしょう。

 そんな洋服と本に出会いに、ぜひお越しください。

<STUDIO NICHOLSON>

STUDIO NICHOLSONはイギリスのファッションブランド。2010年、2011年春夏コレクションでデビューする。デザイナーはニック・ウェイクマン。STUDIO NICHOLSONのコレクションはクリーンでミニマル。自身が好むメンズウェアやテーラードに影響された、ヨーロッパスタイルのメンズワードローブ特有のドレッシーさや緩さ、オーセンティックな飾りっ気のなさなど、メンズのギミックな感覚をコレクションに凝縮。それを現代のアクティブな女性たちにとって不可欠なドレッシーで、かつデイリーな要素にミックスしたスタイルを提案。

<ORDINARY BOOKS>

2022年設立。本に関わる全て(出版・流通・販売・選書)を手掛けるブックレーベル。

「一過性の流行に左右されず、長く語り継がれる本を大事に扱うこと」

「本を社会のコモンにすること」をビジョンに掲げている。

出版事業に『Cosmos of Silence(グラフィックデザイナー/アーティスト 宇平剛史・著202210月刊行)がある。

https://www.ordinarybooks.com

 

×