EUROPE BUYING TRIP(1st day)

パリでのバイイングは昨日で終わり、STILL BY HANDの展示会は26日(月)まで続きますが、自分は一足早く、今回はベルリン、アムステルダム、ロッテルダムを3日間で回って、パリに戻ってきます。

7:40 パリ-9:20ベルリンのチケットをAIR FRANCE で予約していたので、朝の4時30分にはホテルを出発して空港へ5:30に空港に行ったら、17:15発、21時15分ベルリン着のLUFTHANSAでフランクフルト経由に変更されてた。12時間遅れです。

AIR FRANCEのスタッフに早い時間に変更希望すると、LUFTHANSAに行ってくれの1点張り。こっちからは連絡できないから。めちゃくちゃ対応悪い。

AIR FRANCEとLUFTHANSAはターミナルが違うところにあり、ターミナル2からターミナル1に移動。LUFTHANSAのカウンターでは満席だから、変更はできないの1点張り、鼻で笑われる。そのやりとりを繰り返し。LUFTHANSAからはAIR FRANCEに行ってくれと言われ続ける。

 心が折れかかったけど、ベルリンの一日が無駄にならないように最後の望みにかけて、ターミナル1からターミナル2に再度、移動してAIR FRANCEのカウンターに。また相手にされず、全然対応してくれない。そしてカウンターの人にめっちゃ怒られる。俺は悪くないと我慢してその場にずっといたら、LUFTHANSAに連絡してくれて、まさかの9:35パリ発 11:20ベルリン着のチケットを取ってくれた。電話してる時も笑いながら電話してて、ちょっとイラっとしたけど、気持ちを押し殺して、ありがとう。めちゃくちゃ感謝してる(Thank you Very much appreciated.)と伝えれたのは少し大人になったなと思いました。

 そんなこんなで飛行機に無事に乗りこみ、ベルリンに11時20分に到着。

ベルリンは5年前に訪問。日本の方にはおしゃれな街と言えばパリをイメージすると思うのですが、実はベルリンが世界で一番かっこいいお店があるという方もいて、自分もその一人です。日本にはないセレクトをしているのと、ディスプレイが秀逸です。特に好きなのがVOO STORE。写真を見てもらえれば、わかると思いますが、一つ一つの什器、ディスプレイがかっこよくて、絶妙なバランスです。PRADAなどのハイブランドもありながら、STUSSYなどのストリートブランドも取り扱うバランスは日本のセレクトショップにはありません。PRADAを取り扱うというのはとても難しいのですが、バイヤーに話を聞いたところ、VOO STOREではPRADAのシューズにはNIKEのソックスを合わせるというのがこだわりであり、PRADAをPRADAの路面店で買うのは勇気がいるから、カジュアルなお店でPRADAを取り扱うことで若年層も気軽にPRADAを見ることが出来て、PRADAもNIKEもお互いの分野でトップクラスのブランドをコーディネートすることが意外とありそうでないということを伝えて口説き落としたというエピソードを聞けました。

なんでこんなエピソードを聞けたかというと、パリで同じショールームで会っていたらしく、ベルリンの自分のお店にいるということで声をかけてくれて、いろいろと話を聞きました。

VOO STOREではCOFFEEを提供していて、厳選されたワインや焼酎などもセレクトしています。それを統括しているのが日本の方で、お話しして意気投合してディナーにまで一緒に行き、ベルリンの現状やVOO STOREのことを聞くことが出来ました。こういった出会いをとても大切にしていて、刺激をもらっています。

 とても素敵なお店なので、ベルリンにお越しの際は、是非お立ち寄り頂きたいですし、洋服に興味があり、ヨーロッパへの旅行を計画している方がいたら、ベルリンを候補にして頂けたら嬉しいです。

今日は偶然の出会いやベルリンではOUR LEGACYや他のセレクトショップのディスプレイにもとても感銘を受けた一日でした。ちゃんと早い時間にベルリンに着けたからこそできたことなので、ホントによかったです。

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