PARIS BUYING TRIP(4th day)

今日でパリ4日目です。6月のヨーロッパは夜の21時でも明るくて、とても気持ちのいい季節です。この写真は21時に撮影したもので、24時くらいになってやっと暗くなってくるので、時間の感覚がわからなくなってきます。

日中はパリってこんなに暑かったかな?と思うほど暑い。そしてお店や展示会場に冷房がないことがほとんどで暑い。カラッとしてるかと思いきや、東京と同じようにじめっとしていて、歩き回って展示会場に行くとヘトヘトです。毎朝ランニングをしているというのもありますが、初日は気づけば43,000歩も歩いていて、とても疲れるんですが、展示会場で素敵な洋服を見ると疲れが飛んじゃうんですよね。やっぱり洋服が大好きなんだなというのを、毎回、海外出張では実感してます。

4日目は新しいブランドを見に行ったり、展示会周りです。

お店をオープンした時から取り扱っている内田悠さんがパリで展示販売をしているということで訪問しました。内田悠さんの作品しか置いていない空間は素晴らしかったですし、パリのお客様が内田悠さんの作品を見て、興奮して買い物をしている姿が印象的でした。海外で販売するということはもちろん日本よりも価格が高いのですが、作品に魅力があるからこそ、そこは気にせずにたくさんのお客様が実際に購入していました。

内田さんに久しぶりにお会いして、お話をして、パリでの近況報告など、たわいもないお話が出来ました。

内田悠さんの作品は大量生産をしていないので、お店にも不定期に入荷してきます。現状は板皿や盆などは少量ありますので、ONLINE STOREでも購入できますし、店頭でも見ることが出来ますので、ご興味ある方はお願いいたします。

今日は展示会の合間の時間を何とか作って、美術館にも訪問。

ガレリア美術館で「FASHION BIG BANG」の展示を見てきました。

この展示は1997年は洋服のモード史において重要な一年であった。モードシーンではエポックメイキングなクリエイションが話題をさらった。コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)の伝説の「Body Meets Dress, Dress Meets Body」コレクション、通称“こぶドレス”や、アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)によるジバンシィ(GIVENCHY)ジョン・ガリアーノ(JOHN GALLIANO)によるディオール(DIOR)のそれぞれデビューコレクション、そしてジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)の初のオートクチュールコレクション。これら全てが同じ年に起こったことを実際の洋服や映像で展示をしていて、とても見ごたえがありました。

まだ、自分のとってはこの時代は小学校6年生なので、このモード史のことは理解していなかったが、高校生、大学生の時にファッション通信などで、コレクションを見るようになり、勉強しているときにこの1997年のことはいろいろなところで語られていたことを鮮明に思い出しました。自分の見てきていないものを実際に見れる展示はとても良かったです。ガレリア美術館は過去にはCHANEL,Maison Martin Margielaなどの展示も行っています。ファッションに興味がある方はパリにお越しの際には必ず行ってもらいたい美術館です。

そんなこんなで忙しく4日目も終了しました。明日がパリは最終日の5日目です。HED MAYNERなど様々なブランドの展示会があるのでとても楽しみです。

 

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